左利き用のマウスを買った
タイトル通りですが、左利き用のマウスを買って数ヶ月経ったので使用感などを記しておこうと思います。
エレコム ワイヤレスマウス トラックボール 左手用 6ボタン ブラック M-XT4DRBK
- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2015/10/17
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (1件) を見る
これを買いました。左手用のマウスというだけでも珍しいのにトラックボール。今まで光学式のマウスしか使ったことがないので、トラックボールそのものの使い勝手も含めて書いていこうと思います。
操作についての試行錯誤
まずトラックボールの操作性に慣れる所からがスタートだったのですが、カーソルを精細に動かすことが難しかったです。狙った所にカーソルがすぐ当たってくれず、微調整が必要。これはマウスユーティリティの設定からマウスポインタの速度を遅めに調整することでなんとかなりました。これでポインタがぶれるなく止まってくれるように。遅めで慣れてから徐々に早めに調整することで移動とストップの丁度良い塩梅を探りました。
ボールの動かし方も慣れが必要でしょうか。大きくカーソルを移動する時は親指の腹で転がし、細かい移動は親指の先で調整する…みたいな感じです。
そんな感じで大まかなコツは掴めたのですが、このマウス、どうやらボールそのものの品質があまり良くないようで、細かい動作の時にボールに引っかかりを感じることが多々ありました。ボール自体を磨いてみたり、ボール内部にシリコンスプレーを塗布したりと試してはみましたが上手く改善せず…。そんな時に目に入って買ってみたのがこれです。
ぺリックス 34 mm トラックボール マット仕上げ 艶消し加工 コントロール型 M570トラックボールと互換性有
- 出版社/メーカー: ぺリックス
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
このエレコムのマウス、どうやらLogicoolのM570というトラックボールマウスのボールに変えるといい感じらしいのですが、ボールだけ手に入れる方法が現状無いようで。何かボールだけ買えないかと思っていたところ、上記の商品を見つけ、交換しました。
結果から言えばだいぶ動作はしやすくなりました。艶消し加工のせいか、ボールを動かす際に常にザラザラとした感覚はあるのですが、引っかかりはほぼ改善しましたし、ボール自体の動かしやすさも純正より上と感じました。
…とはいえ、ボールの受け部分にゴミが溜まると動きは鈍くなりますし引っかかりも感じます。定期的なゴミ除去は必要ですね。
そんな感じの試行錯誤を経て、現状は普段使いのマウスとなりました。
良い所と感謝を述べたい
手を置きっぱなしで動かさなくていいのは結構楽だなというのは思いました。最初は親指が疲れる感覚もありましたけど、今はもう慣れました。
あと、これは声を大にして言いたいのですが、左手にフィットする形であるというのが本当に大きいです。右利きマウスでは当たり前なんでしょうけど、左利きにとってはこういった形状のマウスが存在すること自体が希少で。その上、進む/戻るのボタンやチルトホイールもあるのでブラウジングは本当に快適。左利きの自分がこういった手にフィットする多機能のマウスを使える日が来るなんて想像してなかったです、正直。
左利き用の商品ってニッチではありますし、その上でトラックボールというのが更に限られた人向けというのはあります。上で挙げたように、デフォルトだとボールの動きが悪く、商品としての詰めの甘さも目につきます。しかし、こういったマウスが存在してくれることには、左利きの人間として感謝したいです。
まあ、普段そこまで右利き社会に不満を感じて生きているわけではないのですが、自分の手に馴染む商品として左利きのものがあるということは、素直に嬉しく思っています。